【本】いつの間にか売ってた、ジャック・リーチャー 61時間
もう先月のことになるけど、映画館で「ジャック・リーチャー ネバー・ゴー・バック」を見た。トム・クルーズ主演の最新作。ハードボイルドでこういうの結構好きです。
ただ前作の「アウトロー」と比較して、なんか物足りなかったって印象しかなくて原作本を読んで、また考えてみたいと思った。が、しかし、その鑑賞した時点ではまだ和訳本が発売されていなかった。
発売されていないなんて露知らず、本屋さんを探し回っていたときに運良く面白そうな本を見つけた、「ジャック・リーチャー 61時間」。いつの間にかジャック・リーチャーシリーズで新しい本が出ていたようだ。全く知らなかった。
61時間
今年の7月ごろに出ていたのかな?自分が知らないだけで、自分好みの本が世の中にはたくさんありそうだ。世界は自分を置いて回り続けている…。
買ったのは「ネバー・ゴー・バック」を鑑賞した日。読み終わったのはつい数日前…。買ったけど読んでいない本、読了していない本ってありませんか?その仲間になりかけていました。まぁ時間はかかりましたが移動時間などで読み切りました。いつも読み始めるとあっという間なんですけど、この本は最初の10数ページに時間かかった…。なんか読み進められなかったんですよね。
61時間って時間を追いながらのストーリー展開なんだけど、そもそも「61時間」ってのはどこから出てきた数字なんだろうって最後まで思っていた。ターニングポイントまでの時間なんだけど、その数字自体には特に意味はないようだ。演出かな?自分はこういうのあまり気に留めないんです。
ネタバレ的ですが、極寒の地での話で、その描写なんかはとても熱のこもるものだった、寒いのに。こいつ怪しいなーとかって早々に思いついたのですが、全体像が見えるまで焦らすし、後半は飽きずに読めた。
いいやつが死んじゃうってのは、よくある展開なんだけどやっぱ心が痛む…。それってキャラクターに感情移入しているってことで、作者にやられてるんだろうなぁ。
にしても、なんでこの本が「ネバー・ゴー・バック」に先立って、和訳本になったのか不思議でした。ただ読んでいくうちに理解できました。たぶん映画を先に見たからわかるのですが、「ネバー・ゴー・バック」への伏線になっていました。
ですけど、原本の発行順で考えると間に数冊あるみたいなんですよね、飛び飛びで伏線ってのもなんか不思議ですね。作者の気まぐれ??しかも巻末に明確に「続く」って書いてあるのに飛び飛び…。この続くはどれのことだ??んーやっぱ不思議。
読み終わったのに合わせて「ネバー・ゴー・バック」を購入しました。まだ30ページぐらいですが今度はちゃんと読み始めました。映画との違いがあって、それが頭に浮かぶのが面白いです。
いつ読み終わるかな??
評価
ジャック・リーチャー 61時間
☆☆☆
普通に楽しめました。ちょっと違和感もあったので☆3つ!
☆ルール
☆☆☆☆☆ もう一度読みたい
☆☆☆☆ オススメしたい
☆☆☆ 普通
☆☆ 最後まで一応見る
☆ 挫折