【本】やっぱ映画よりよかった、ジャック・リーチャー ネバー・ゴー・バック
先入観もあるかもしれませんが、原作本はとても楽しめました。
ネバー・ゴー・バック
11月に同名の映画を見たんですが、ほんと物足りなかった。なんとなく、ジャック・リーチャーがらしくなかったから…。で、先日書きましたが「61時間」を読み終わり、「ネバー・ゴー・バック」を読み始め、順調に10日ほどで読み終わりました。12月後半は移動が多くて、ちょうど良かった。
映画では、ジャック・リーチャーが父親だったら?って視点での展開が強かったんですが、小説ではさらりと流れていった。あくまで巻き込まれた、いや仕組まれた事件の中での一場面。確かに父親の可能性に直面し、それに伴う心理描写も多かったけど、それは主題じゃないと思う。
ジャック・リーチャーはやっぱ完全無欠で、とっても強いのに賢い人物。全てにおいて理性が制するような人物なので、覚えのない自分の子供なんていちゃダメなんだ。
仕組まれた事件は相手側の人物が一つのゲームとして物事を捉えているのが印象的だった。ジャック・リーチャーとの対戦。どっちの知能が上回るか?そんな話だった。
原作と映画との関連性
読めば読むほど映画との関連性が薄いなぁ〜と思うわけですが、このへんってどういう仕組なんでしょうね?
映画化する上で、脚本家がいてその方の演出で話が出来上がるのかな?
子供という、らしくないものにフォーカスをしたことは挑戦的であり、とてもいいことだと思うんだけど、どっぷりしすぎたかなぁって思う。
2時間の作品にまとめるわけだから、エッセンスだけ取り入れるって感じなのかもね。
また映画化されるだろうけど、その前に早く和訳が進まなかいかなぁーって思う。自分が英語の本を根気強く読めればいいんだけど、とても無理…。
評価
ジャック・リーチャー ネバー・ゴー・バック
☆☆☆
普通に楽しめました。アメリカ横断は予想外。
☆ルール
☆☆☆☆☆ もう一度読みたい
☆☆☆☆ オススメしたい
☆☆☆ 普通
☆☆ 最後まで一応見る
☆ 挫折
関連項目