埼玉県さいたま市 ohajime’s blog

埼玉県さいたま市在住のohajimeが日常と近所の情報を書き連ねます

JR東日本のおニューの券売機と外国人観光客

咳はやっと収まりつつありますが、疲労感がぬぐえません。

 

この前、JRの埼京線南与野駅を使った時に券売機が真新しいものに交換されていました。新しいだけでなんかワクワクします。

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おニューの券売機

券売機の何が変わったのか、詳しくはわからないのですが、ピンクと緑の二つの券売機が設置されていました。ピンクはSuicaとかICカードのチャージ専用で、緑が普通の券売機でした。

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ピンクのSuicaのチャージの機械は、Suicaを差し込むタイプから、置くタイプになっていました。チャージした際の動きもキビキビでビックリです。

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どちらの券売機も目立つ色になっており英語、中国語、韓国語で表記されていました。画面上には言語の切り替え機能がついており、日本語のわからない外国人の利用を想定しているのがよくわかります。訪日外国人を2020年のオリンピックまでに4000万人にするって目標ですもんね。当然です。

 

ただ、この券売機って使いやすいんですかね?自分からすると当たり前のような存在なので、特段不便なことはありません。ただ、その外国人を意識しているなら今の券売機に疑問を感じてしまいます。

 

クレジットカード使えるようにしてほしい 

一つ目はクレジットカードが使えないこと。

コンビニでも決済に使われているクレジットカードが普通の券売機では使用できません。

個人的にはチャージだって本当はクレジットカードからしたいし(ビューカードなら改札でオートチャージできるけど…)、外国人観光客からすると現地の通貨を操るのはハードル高いし、そもそも日本円に両替しないと使えない。空港に到着してすぐに移動できないってことです。両替所閉まってたらどうするの??

クレジットカード利用による利便性は計り知れないわけです。

 

料金地図が複雑だ!

もう一つは目的地までの切符の料金。

券売機の上に、路線図と料金表が掲示されていることが多いと思います。しかし自分の行きたい目的地は分かってても、路線図のどこにその駅があるのかがわからない。

だから金額がわからなくてオロオロしている人を見かけませんか?大したことじゃないのに、不便なんですよ。せっかく日本に来たのに、トラブルにハマって、かわいそうで仕方ないです。

少しそれますが、シンガポールの券売機は、少額の硬貨か紙幣しか使えなかったのは困ったのですが、行き先は地図と駅名から選べたのは良かったです。

 

実はかなりの優等生指定席券売機! 

この不便な券売機たちをどう思っているんだ!って勝手に外国人の気持ちになっているのですが、実はこの問題解決できる手段が既にあるんですよ。一部の券売機ではクレジットカードも使えて、目的地を検索して料金を提示してくれるんです。あれですよ、あれ、紫色の指定席券売機

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新幹線や特急の切符を買う時に使う券売機です。調べるまで知らなかったのですが、在来線普通電車の乗車券も購入可能です。ご存知でしたか?知らなかったの自分だけ??

 

試しに買ってみましたが、220円の切符がクレジットカードで買えました。あらまぁー。

しかも、目的地名で検索をして切符を購入できるので、目的地は分かるけど、料金見つけられなくて困ってるって時も問題ないわけです。

 

そのうえこの券売機は英語での操作にも対応しています。これなら英語を使う外国人観光客には目的地さえわかっていればクレジットカードでサクッと切符を購入することが出来ます。

 

なぜこれを宣伝しない?こんなに便利なのに。よっぽどユーザーフレンドリーですよ、この券売機。

 

確かに新幹線、特急向けってうたっているし、数も少ないから、普通電車の人は専用の機械使えよーってことなのでしょうけど、勿体無いですよ、本当に。

これが英語以外の言語、中国語・韓国語にも対応したら、普通の券売機を多言語化したものに置き換えなくてもいいのになぁーと思います。いずれ指定席券売機も対応するんでしょうけど…。

 

 

JR東日本という一企業の努力では限界もあるのでしょうが、もっと日本のことが好きになってくれるような環境が整えばいいですね。