埼玉県さいたま市 ohajime’s blog

埼玉県さいたま市在住のohajimeが日常と近所の情報を書き連ねます

【LCC】ジェットスター・ジャパンで福岡まで行ってきた話

先週末、急遽友達と福岡まで行ってきました。ちょっとした小旅行。

決まったのは土曜日のことで、翌日曜日から1泊の予定で飛行機のチケットと、ホテルの手配が必要になりました。

 

どうやって福岡に行こう?

最初はANA羽田空港から福岡空港までチケットを検討。前日手配なので片道25,000円ぐらいでした。往復で5万円。ちょっと高い…。

こんなときはマイルを使おうと一瞬頭をよぎりましたが、ANAのマイルを使ったチケット・特典航空券は搭乗の4日前までに手配が必要なのでダメ。マイルをスカイコインに交換してチケットを購入する方法もありますが、めんどくさいし、価値が下がるのでヤダ。

 

友達は新幹線で行く?って言ってきましたが、たしかに22,000円程度と少し安いですが、5時間ですよ、片道。新幹線好きですけど、却下。

 

というわけで、成田空港からのLCC利用を提案しました。Googleで検索したところ、ジェットスターで13,000円ぐらいのチケットが出ていました。往復約3万円。これなら宿泊費含めても4万円程度で収まりそうです。

そんな選択肢があったの??って話になりました。やっぱりまだまだLCC知名度は低い感がありますが、あの低価格はやっぱり魅力的です。各国のエアアジアPeachには乗ったことはありますが、ジェットスターは初めて。LCCに対して以前は安全なの?安かろう悪かろうみたいな雰囲気ありましたが、最近は安く旅行に行けて便利ねーって印象に変わってきたと思います。各社の頑張りの賜物です。

 

LCCジェットスターを利用してみて

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というわけで友達の分も含め3名分のチケットを手配。成田空港から福岡空港までは一日6便ぐらい飛んでいて、好きな時間帯を選べますから、不便なかったです。

 

スマホで簡単に予約、決済できましたがシートの選択とかの部分がよくわからなかったです。見逃しただけだとは思うのですが、プランも多岐にわたるのでいつも混乱します。今回の場合だと並び席だったのでまぁいいやって感じです。

実際乗った感じだと、前方席のプランで予約になっていたみたいです。たぶんちょっと追加料金を払ったことになっているんだと思います。

 

LCCで気になるのは荷物。今回は機内持ち込みサイズのスーツケースとPCバックで行くことにしました。ジェットスターでは機内に持ち込みできる荷物はキャリーケースなど1個とハンドバックってなっており、合計で7キロまでです。他社だとハンドバックは例外ってところが多いように記憶していますので、意外です。厳しいです。

www.jetstar.com

 

出発前に測ったところ、スーツケースだけで9キロありました。あれ?そんなに詰め込んだっけ??って感じもしましたが、調べる時間もなくそのまま出発。移動しながらスマホで預ける荷物のオプション(受託手荷物)の申込みをしました。プランによっては預ける費用を払わないと預けることはできません。

この受託手荷物の費用は空港のチェックインカウンターで頼むと15キロまで2,600円、搭乗ゲートで預けると3,000円です。これも予約プランによって違うのでしょうか?自分がWEBで事前に払ったのは、1,700円ぐらいだったように記憶しています。チェックイン前だから安いのかな?

 

手荷物で驚いたことは2点。

一つは機内持ち込みサイズのスーツケースでしたが、7キロ超えてるから機内持ち込み不可。絶対に預けないといけない。これは不便でした。自分の不注意ですが、スーツケースに入っていたカメラの予備バッテリーが保安検査にひっかかり、保安検査を抜けてた自分は再度戻るはめに…。普段なら機内に持ち込むのでこんなこと無いです。

それに何よりも手荷物を預けることによって、到着空港にてターンテーブルから出てくるまで空港を出られませんから、時間が余計にかかって不便です。

自分の感覚では追加料金払ったんだから、機内に持ち込んでいいでしょって感じだったのですが、預けなきゃダメみたいです。

 

二つ目はその機内持ち込み荷物のチェック体制です。成田空港では搭乗ゲートに体重計が置いてあり、スタッフのチェックのもと全員重量を測られます。問題ない荷物にはタグが貼られ、重量オーバーの人には受託手荷物料3,000円を請求しています。自分としてはちゃんと払って預けたわけだから、当然だなぁって思います。

が、福岡空港の搭乗ゲートでは自己申告でしたのでゲートで預かっている荷物はゼロ。成田空港で数十個預かってて、福岡空港でゼロは無いでしょって思います。お金払って、荷物出て来るのも待たなきゃいけない不便をわざわざ買っているアホなやつです、私。

 

搭乗機はLCCの定番エアバスA320

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LCCの機材の特徴は詰め込みってのも忘れちゃいけません。とはいえ座席間隔71センチ=29インチの機材にしてはそんなに狭さを感じなかったです。シートポケットが膝下に無いために、膝周りには余裕がありました。これなら長距離もへっちゃらだなぁって感じです。女性だったら足が組めるかも…。

ただ、シート自体は最悪。ヘッドレストが前方に飛び出すようなデザインになっており、終始首が曲がって疲れました。これは一緒に乗った友達も同意見なのでかなり問題だと思います。日本人の背丈に合わないって感じなのかな?

ジェットスターの機内誌に就航先のマップと料金が記載されていました。最安値ってあくまでキャンペーン価格なので期待通りにはいかないでしょうが、自分の中ではオーストラリアのケアンズまで22,000円ってのがインパクトありました。国際線で使われている787のシート自体はもっと広いので、全然平気だと思います。ヘッドレスト問題さえ対策できれば…。

 

機内ではドリンクのサービスはもちろんLCCなのでありませんが、良心的だなぁと思ったのは持ち込んだアルコール以外は飲んでOKだとアナウンスが流れていました。何にも持ち込んじゃダメ、機内で買いなさい!ってエアアジアなんかはなってて、気まずい思いをしたことがありますが、搭乗ゲートの前でドリンク類売っていましたし、持ち込んでお咎めなしなのは気が楽でいいです。お水やお茶ぐらいいいよねって思います。倒れたらどうするの??って言われちゃうでしょうしね。

 

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もう一つ良かったのは、スカイライナーの乗車チケットが販売されており、しかも駅で購入するよりも安いのです。この4月からのサービスですが、大人片道2200円(270円引き)でスカイライナーに乗ることができます。機内で購入し、引換券を駅のチケット売り場で提示すると発券してくれます。なかなかいいサービスです。

その他にも東京駅までの東京シャトルや大阪や福岡での鉄道チケットも販売されていました。値段的にも十分魅力があるので、購入できてラッキーでした。

 

空港での違い

福岡空港ではANAとかと同じターミナルですから、ゲートは端っこで遠かったですけどボーディングブリッジで機内へ入れ不便は無かったです。

 

成田空港には電車で行ったので、最寄りの第2ターミナル駅からの距離を実感しました。ちょうどシャトルバスもいなかったし、630mだから歩く?って歩き始めたものの結構しんどかったです。帰りはもちろんバスで移動しました。途中いくつかベンチが用意されており、自販機でドリンクを購入することもできます。

搭乗する際も階段とタラップの昇り降りが必要です。ただ屋根がずっとついている場所になるので嵐でもない限りは濡れずに機内へ行き来できると思います。

 

成田空港の受託手荷物の受取場ですが、3つのターンテーブルが有り、ジェットスター、バニラエラー、春秋航空ジャパンの各社ごとに運用されていました。ちょうど他のジェットスターの便と重なったためか延々ターンテーブルが廻っており、自分のがいつ出てくるかわからず、ずっとにらめっこしていました。これも不便だけど、荷物を預けた以上仕方ないです。

ちょうど雨の日でしたが、傘は傘でまとめられているため、他の方のものと間違えないように注意が必要です。結局使わなかったんだけどねぇ、傘。

 

 

まとめ

今はなきエアアジア・ジャパンに乗ったときはまだLCCの運用が浸透しておらず安かろう悪かろうでしたが、だいぶこなれてきた印象があります。埼玉の我が家からは成田空港へ行くのもそんなに不便ではないので、価格を考えるととても魅力的です。また利用してもいいかなぁと思います。

ただ、ヘッドレスト対策だけはしておかないと…。