【映画】ラ・ラ・ランド オスカー残念
珍しくマッサージを予約して訪問したのですが、いっぱいだと追い返されました。何のための予約やねん!癒やされたくて行ったのに…。肉体疲労に加えて、精神的にも疲れました…。今日は散々だ。
パルコで映画を見よう!
先日浦和パルコへ行ってカルディーコーヒーファームのセールに行きましたけど、本当にオトクなセールでした。もっとコーヒーとか食料雑貨を購入すればよかったなぁと反省しています。ただ、あのときはカルディーが目的でパルコへ行ったわけじゃありません。
話題作の映画「ラ・ラ・ランド」を見ようと思ってのことです。張り切ってIMAX版を予約してユナイテッド・シネマへ向かいました。IMAX版で見ると、画面は大きいし、音の迫力も増すので、没入感が高まって好きです。
「ラ・ラ・ランド」は残念ながら前代未聞のトラブルでオスカーを逃してしまいましたが。それに十分に値する作品だったと思います。
<<以下ネタバレ注意!!>>
ラ・ラ・ランド
自分はてっきり70年代、80年代の世界の話かなぁと思っていたのですが、全然そんなことなかったです。ライアン・ゴズリング(ドライヴが代表作かな。)はちょっと昔の車に乗っていましたが、エマ・ストーン(スパイダーマンだな)はトヨタのプリウス。電話はiPhoneだし、めちゃくちゃ今時でした。
ただ、どこかその世界観を持って作られているんですよね。シンプルだけどビビットな色使いや音楽の雰囲気とか。ところどころの昔な感じも意識的に見てるととても面白いです。
一応、ミュージカル映画なのでダンスや歌のシーンが多く、とても魅せられるものがあります。たぶんどっこかで聞いたことのある曲もあると思います。
実際、ん?ってなんか引っかかっているところがあったのですが、エンドクレジットを見ていて更に深まります。劇中曲の紹介項目で「Japanese fork song - Rentaro Taki」って曲が載っており、どっかで流れているんです。
これ検索してみると、滝廉太郎の「荒城の月」のことみたいです。あぁーって喉の奥にささった小骨が取れたような気分でした。アレンジ?フュージョン?なんていうのかわからないですけど、教科書で習った曲がとってもかっこいい演出とともに流れていたのかと思うととても親近感が湧いたし、滝廉太郎やるじゃん!って気分になりました。何様だ(笑)
ストーリー展開はある種シンプル。最初はただの嫌な奴って印象をもつんだけど、突然の再会がまた違った印象を作り、出会う度に二人の心が変わっていくのが手に取るようにわかります。ライアン・ゴズリングはカッコつけているんだけど、すごくエマ・ストーンのことを思っていて、随所にそういうところが描かれます。
二人は別々の道を歩むことになるんだけど、その先にハッピーエンドが待っているってすごく期待させるんです。二人分のコーヒー買ったり、女優として成功して、映画のワンシーンかな?とかって深読みまでしてしまうほどに…、けどね…。
最後のライアン・ゴズリングの笑顔が忘れられません。
ただ一つ思うのが二人の気持ちはあの頃から何も変わっていないということです。そういうのって理解できます。お互い違う立場になってしまいましたが、いつまでも尊敬できる存在であり、愛すべき対象なんだと思います。
だから彼らにとっての一番の幸せはお互いの成功と、幸せなんだということに尽きるのではないでしょうか。
ただの昔風のミュージカル映画じゃなかったです。
途中まではこれがオスカー候補だったの??って思って見ていたのも事実です。昔風の演出が行き過ぎてて、安っぽくて胡散臭くてなんだこれって思ったのですが、最後の最後は取れなかった事実がかわいそうになるくらいいい作品でした。
ビックリ仰天受賞者ミス事件!
アカデミー賞での事件?事故はビックリの一言です。受賞者本人は発表されるまで本当に知らないんですね。名前を呼ばれた瞬間に本当に嬉しかっただろうし、本当に受賞の喜びと感謝の気持ちを語っていたのかと思うとなんか切なさがこみ上げます。
ただ、続報では本当に受賞した「ムーンライト」の制作陣を讃えたりしたことは更に素晴らしいことだと思います。なかなかできることじゃないです。
評価
ラ・ラ・ランド
☆☆☆☆☆
これ絶対にいいよーまた見たいもん。あの年代の世界観がそもそも夢があって好き。けど、最後切ないんだよな〜
☆ルール
☆☆☆☆☆ もう一度見に行く
☆☆☆☆ オススメしたい
☆☆☆ 普通
☆☆ 最後まで一応見る
☆ 早く帰りたい